行き当たりばったりで湯シャンに移行しましたが、
意外にもその後、順調に湯シャン続いてます。
ただ先日、風邪を引いて2〜3日頭を洗えなくなったんですよね。
この時ばかりはさすがに頭皮が少し痒くなりました。
ようやくお風呂に入って頭を洗えるまで回復したときも、
これは湯シャンだけでは、スッキリできないかも・・・
と思いました。でも心配なのは、コレ。
「スッキリできないからってシャンプーに戻ったら、
またイチからやり直しになるかも( ̄∀ ̄;)」
湯シャンにチャレンジしてはシャンプーでスッキリし、
翌日からしれっとシャンプーのある生活に戻る。
そんな経験、したことないですか?
私は何度もあるので、今回は保険をかけといたんです。
そう、こんな時のためにとっておいた”あるもの”を冷蔵庫から取り出し、
お風呂場に持って行きました。
それが卵白です。
ウワサに聞いてた卵白シャンプー
なんで卵白シャンプーを思いついたのか?
それは子供の頃、祖母から聞いてた話を覚えていたからです。
祖母が女学生だったとき、同級生に料亭のお嬢さんがいたそうです。
料亭なので、卵料理はもちろん大量に出るので、
卵白も当然毎日、大量に出てたみたいなんですね。
それでその料亭のお嬢さんは毎日卵白2〜3個分を
贅沢に使って髪を洗ってたそうなんですが、
黒々ツヤツヤして腰のある、実に美しい髪だったそうです。
そんな思い出話を聞いてたので、
ああ、卵白シャンプーって、髪に良さそうって
子供の頃から思ってたんですね。
まさか美を求めるためではなく、
かゆみをなんとかしたくて憧れの卵白シャンプーをするなんて、
小学生のときには思いもよりませんでしたが。
今回卵白シャンプーをやるにあたってネットを調べてみたら、
自然派な皆さんがブログに色々書いてて、
いつの間にかメジャー感がただよう存在になってましたね。
(そうでもない?)
ただ、あちこちのブログを読みましたが、
もっと気楽に考えていいんじゃないの?と思った部分もあったので、
私流のやり方と考え方を書いてみようと思います。
卵白シャンプーのやり方
量は卵白1〜2個分を、おこのみで。
ネットで調べたら
「泡立ててから使う」
とか書いてる人も結構見かけたのですが、
そんな面倒なこと私はしません。
適当な小皿に入れたのをそのまま少しずつ手にとって、
あたまのてっぺんに乗っけて
ワシャワシャと頭皮を洗っていくのみです。
さすがメレンゲができる食材だけあって、
最初から泡立てなくても
洗ってるうちに勝手に細かい泡状になっていきますよ。
ただ泡立ちは一時的なもので、
その後は全然泡立たなくなるから
ちょっと不満なきもちになるかも。
他にネットで気になったのが、洗い流すときに
「固まって大変だから水かぬるま湯で!」
とか書いてるブログを結構見かけたんですよね。
卵白が固まって洗い流すのが大変とか排水口が詰まるとか書いてたけど、
この人たち本当にやってんのかな?
だって卵の白身が固まり始める温度って、60℃みたいですよ?
⇒参考:固ゆで・半熟・ポーチドエッグまで「ゆで玉子」に関する知っときたい科学 – みんなのごはん
42℃とかでも熱いと思うんですけど(;´∀`)
洗いあがりは髪がきしむ感じがしますが、
ドライヤーで乾かしてるうちに面白いほどサラサラしてきます。
そもそも、なんで卵白があったの?
さて、そもそもなんで卵白なんてものが都合よく余っていたのか?
うちは私が闘病している関係で、
食べ物には非常に気を使っているんですね。
食材の種類も極端に絞ってますが、
同時に食品添加物なども必ずチェックして
避けるようにしています。
なので、マヨネーズも手作りしているんですよね。
マヨネーズを作るときって、卵黄だけ使ったほうが
味も濃厚で適度な固さのある仕上がりになるじゃないですか。
それで卵白だけいっぱい余ってたんですね。
マヨネーズを作るのは時々なので、
卵白はラップにくるんで輪ゴムでとめて、冷凍庫に保存してます。
使うときは朝、冷凍庫から冷蔵庫に移しておくだけで解凍できるので簡単です。
まぁもし冷蔵庫に移し忘れても、
湯船に浸かるあいだ洗面器にお湯はって、
その中にラップでくるんだままの卵白放り込んでおけば
解凍は十分間に合います。
卵白シャンプー、結局どうだったの?
髪がキシキシいうので失敗だったかと思いましたが、
前述のとおりドライヤーで乾かしているうちに
嬉しくなるほど手触りがサラッサラになってくれました。
そして肝腎の頭皮ですが、これがスッキリサッパリ!
脂っぽさだけでなく、かゆみもすっかり解消です。
普通の市販のシャンプーと違って、
過剰な皮脂を取り除かないからでしょうか。
翌日からは、また湯シャンに戻ることができました。
もし卵白が余ってたら、ぜひ試してみてください。
卵白が余ってない場合、
本格派のハーブシャンプーもオススメです。
⇒(注)ハーブ配合、とかのナンチャッテじゃないホンマモン
パウダーをいちいちお湯で溶くのが面倒、と家族から苦情出ましたが、
百均で買えるドレッシングボトルを使うと別に面倒でもなかったし。
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