すっごくイイモノ見つけたので、ご紹介です。
今日の記事は切り傷や怪我をしやすい人は必見ですよ!
- 切り傷を作りやすい、怪我をしやすい
- 肌がかぶれやすい
- 手術の予定がある or 手術をしたばかり
- 犬や猫を飼っている or 動物園に勤めてる
という方がいたら、今日紹介する軟膏を一度は試して欲しいです。
子犬や老犬、あるいは猫さん飼っているなど、何かと生傷の絶えない方。
見逃せませんぜ。
現代によみがえった神薬(1,680円)
犬を飼っている人なら、誰でも手に怪我をしたことはあると思います。
我が家の場合19歳になる犬を飼っているのですが、
これぐらいの年になると、よく口元が狂います。
食べ物と間違って指をかじってきたりとか(笑)
そんな時、今までは痛みが引くまで何日か待つしかなかったのですが、
今はコレのおかげで、数時間後にはもう噛まれたことを忘れてしまいます。
その秘密兵器というのがこちら、タイツコウ軟膏!
相当漢方に興味を持ってる方でないと、聞いたことないと思います、多分。
紫雲膏使ってたことのある私たちでも、つい最近知りました。
正式名称は「 神仙太乙膏 」といいます。
中国の由緒ある漢方処方の古典に書かれてたのを、
東京理科大学の先生が数十年前に再現されたそうです。
漢方治療を前面に押し出しているクリニック(特に都内)などに行くと、
小冊子の山が積まれてることがあるんですけどね。
その中にタイツコウ軟膏の紹介をしている冊子があったんです。
面白そうだったので読んでみたら
- 手術後のひどい痛みが消えた
- アトピーにも効いた
などなど凄い効能が書かれているじゃないですか!
Amazonでも売っているので、試しに買ってみました。
記事執筆時の価格、21グラムで1,680円。
効果と自分で作る手間を考えたら安すぎる!
Amazonで買うとき困ったのが、どれぐらいの容量か
具体的にイメージできないということ。
オールインワンゲルなど普段使い慣れていれば見当もつくのかもしれませんが、
あまりそういうの最近使ってないので…(^-^;)
実際に届いてみた大きさは、こんな感じです。
だいたい直径5センチ、厚さ2センチぐらいでしょうか。
21グラムって、結構使い倒せる量だと思います。
使い方
使い方は簡単、塗るだけ。
ポイントというか注意点というかコツなのですが、
タイツコウ軟膏は「置く」だけでも効力を発揮するようです。
すり込まなくてもいいんですね。
まあすり込んでもいいんですが、特にかゆみやアトピーなどに使う場合は、
こするとその刺激で余計にひどくなっちゃうじゃないですか。
そんな場合は特に、塗るというより
「置く」という感覚でいたほうがいいと思います。
具体的には、アトピーやヤケドなんかには
「ガーゼに分厚く塗ったものを患部に置く」
っていうのが小冊子では推奨されてますね。
痛みには即効!
実際に使ってみて感じたのが、
かゆみよりも痛みのほうが著効があるということです。
ほんと塗った直後に痛みが消えるぐらいの感覚なんですよ!
この小冊子を書いた木下繁太朗先生ご自身による体験談も載っていたのですが、
これがすごい。
木下先生ご自身手術を受けた経験があるそうなんですが、当時は手術後、
- 傷跡を縫わずに
- 消毒薬を含ませたガーゼを傷跡に詰め込む(!)
- 自然に傷が塞がるのを待つ
という想像するだにオソロシイ治療法(?)が取られてたそうなんですね(;´∀`)
いや、手術後の縫い合わせてない深い傷に消毒薬を含ませたガーゼを突っ込むって、
それ体力ない人いつまでも塞がらないんじゃ……医学って野蛮。
まぁとにかく苦行ですよね(;´∀`)
その苦行に悩んでいたときに思い出したのが、日頃患者さんに処方してたタイツコウ。
傷口に詰め込む消毒薬を含ませた例のガーゼにタイツコウ軟膏を塗って
いつもの通り詰め詰めしたところ、なんと激痛が5分ぐらいでおさまったのだそうです。
手術後の傷でこの効き目ですからね…それに比べれば大抵の傷は、
すぐに痛みがなくなっても不思議じゃないのかも。
ちなみにタイツコウ軟膏には殺菌効果もあるみたいで、
そういう意味でも傷口にピッタリだと思います。
主に我が家では
- 犬に噛まれたとき
- ささくれ
- 口内炎
などに使っています。
スゴいなと思ったのが、犬に噛まれたとき。
穴が空くほどでなかったときでも、痛いじゃないですか><
かろうじて爪の上からだから表面上はケガしてないように見えるときとか、
地味にヅクヅク痛みますよね。
そんな時は、傷口がなくても噛まれたところを塗るといいんです。
なんと爪の上に塗っても、なぜか痛み、止まります。
口内炎や唇の裏を噛んだときも重宝でした。
何しろ成分はすべて漢方薬。
安心して口の中にも使えます。
小冊子には胃潰瘍か何かの患者さんがタイツコウ軟膏を服用(!)して
改善させたという極端な例まで載っていましたが、
著者の木下先生は積極的に推奨できないと書いてました。
そりゃそうだろう。
かゆみはギャンブル
上でちらっと触れましたが、痒みにも効くそうです。
ただ使ってみた感じでは痒みによって効く効かないがありますね。
効くときには本当に、すぐに痒みがおさまります。
なのでダメ元で塗ってみようかな、ぐらいのノリで使っています。
痒みの中でも一番効果を感じたのは、かぶれです。
だから赤ちゃんのおむつかぶれなんかにも、いいんじゃないでしょうか。
虫刺されも試してみたいけど今はシーズンじゃないので、来年試してみたいです。
アトピーも痒みによって効く効かないの差がだいぶあるらしく、
湿性の痒みにはよく効くということです。
唇や肌荒れにも
あと最近使ってみて良かったのが、リップクリーム代わりです。
うるうるのプルプルになりますよ♪
あと手の甲がカサついたときとかも、
薄く伸ばすとそれだけでしっとりしますね。
犬の肉球もカッサカサだったので塗ってみたら、
一回でスベスベになりました。
欠点は?
今のところメリットが大きすぎるのであまり欠点とか考えたこともないのですが、
初めて使う人が気になるだろうなぁと思うことを挙げてみます。
- 匂いが気になるかもしれない
- ベタつきが気になるかもしれない
匂いが気になるかもしれない
匂いが気になるって人は結構いるみたいですね。
わざわざパッケージにも「独特の匂いがあります」と書かれているくらいですから。
例の小冊子にもアトピーで全身使ってる女の子が、
匂いが気になるということで馬油で伸ばして使っている例が載っていました。
人によってはカレーみたいっていうふうに言ってる人もいるみたいです。
でも私や家族はそうは思わなかったなぁ…。
まぁもちろん漢方薬くさいです。
あと何よりごま油の匂いがしますから、
個人的にはいちいち肉まんあんまんの「あんまん」を思い出して
あんまんが恋しくなった、という欠点はあります。
でもそれでも紫雲膏よりは匂いは全然軽いんじゃないかな?
ベタつきが気になるかもしれない
ベタつきに関しては軟膏である以上、どうしようもないですね^^;
主成分が蜜蝋とごま油なので、蜜蝋でちょっと重いテクスチャー、
ごま油でベタつきってところだと思います。
お気に入りの服や下着に付くのは、確かに気になるかも。
私だったらお気に入りの服や下着が気になるときは、
タイツコウ塗った上から油紙やラップを乗っけてしまいます。
何しろメリットのほうが大きすぎるので(2回目)
まとめ
タイツコウ軟膏、ケガや傷を作りやすい人には本当にお勧めです。
そういう意味で一番オススメなのは、愛犬家や愛猫家さんたちですね。
一家に1つあると便利ですし、災害用キットの中にも入れておくといいと思います。
マジおすすめなので、是非試してみてください(´▽`)♪
私が買ったのは上記の製品ですが、なぜかすごく売れてるみたいです。
在庫がない時は、たぶん下記の製品でも大丈夫だと思います。
なぜか容量多くて安いし、次はこっちも試してみようかな。
2022年1月8日追記 :
ここには以前、小豆色のパッケージのタイツコウが売り切れてた時用に
協和新薬の太乙膏へのリンクを張っていました。
でも一度買ってみて、オススメできないな…と思ったので情報は削除します。
見た目もにおいも効き目も、まるっきりの別物でした。
同じお金を出すなら多少高くても、
八ツ目製薬(メルスモン製薬)のタイツコウの方がいいです(`・ω・´)
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