Todayeeシリーズを使ってEvernoteにライフログを付けてきました。
ところがそのうち、Evernoteでは振り返りがしづらいことに気づいてしまいました^^;
そんなときに知ったのがWorkflowyを使った「日付トピック」方式です。
でもWorkflowyで記録しているうちに、ちょっとした不満が出てきたんですね。
それを解決してくれそうで期待しているのが、Dynalistです。
WorkFlowy – Organize your brain.
今日はWorkflowyと比較しつつ、Dynalistの紹介をしてみます。
日付トピック方式とは?
まずはじめに日付トピックの舞台となるWorkflowy。
Workflowyはクラウドアウトライナーです。
アウトライナーでは、一行一トピックで文章を書いて管理できます。
さらにWorkflowyでは、その文章に「#○○」や「#△△」などとと付け加えておくだけで、それがタグになるんです。
タグ化すると何がいいって、検索するときに
「#××」
を検索窓に入れるか、あるいは文中にある「#××」タグをクリックするだけで、同じタグのついたトピックを引っ張り出すことができるんですよね。
それを利用して、「#2017年」とか「#食事」とタグ付けしながら日々の記録を取るのが日付トピック方式です。
この方法は多数のブログで紹介されてます。
見返す日記を目指したWorkFlowyで書く「日付トピックライフログ」 – いつもていねいに
WorkFlowyに日付トピックを作り、一日ごとのinboxにする
メモもToDoもやりたいことリストも全てアウトライナーにまとめて3ヶ月経った | ごりゅご.com
Workflowyだと不満が出てきた
日付トピック形式だと、例えばいつ食事をしたのかとか就寝時間の推移とか、振り返りが非常に楽になります。
ただWorkflowyを使っているうちに、ちょっと不満が出てきました。
トピック数の制限
まずトピック数の制限。
Workflowyだと無料版では1ヶ月に使えるトピック数が限られています。
私の場合現在750使えますが、そうすると単純に一日あたり25トピック。
これから毎日細かく記録を取っていくとなると、実に心もとない数です。
ノートを分けたい
それと、ノートを分けたくなりました。
Workflowyのワントピック(ノート)思想ももちろん素晴らしいです。
ワントピックのメリットについては、こちらの本に書かれています。
一カ所で管理することの素晴らしさは認めつつ、それでもやっぱり日付トピックなどの記録は、ノートという概念で管理したい。
そして日付トピックでWorkflowyを頻繁に使うようになってきたら、ほかの使い道もいろいろと思いつきました。
使い道が増えるということは、記録するものも増えるということです。
そうなると、やっぱりノートを分けたい。
できれば画像も扱いたい
あと「贅沢な話かなぁ」とは思うのですが、できれば画像を扱いたいんです。
写真で記録した方が、ぱっと見で振り返りやすいことって沢山あるじゃないですか。
食事内容とか、外出した先の写真とか。
この画像を扱うというのは、Evernoteでは非常によくできてました。
なので、できれば振り返りの簡単なWorkflowyでも画像は使いたいなと。
そんなときに知ったのがDynalistです。
Dynalistとは
Workflowy同様、アウトラインで文章を書いていけるWebサービスです。
去年くらいにスタートした新しいサービスなので、後発の強みとしてWorkflowyよりも高機能なのがウリです。
Workflowyの方が歴史がある分、今まで数々のユーザーが新しい使い道を発見し、補助ツールや関連アプリを開発してきています。
どちらも捨てがたいので、個人的にはDynalistとWorkflowyは違う方向で使い分けをしていくのがいいのではないかと考えてます。
WorkFlowy – Organize your brain.
Dynalistでこんなことやりたい。
既に書きましたが、今Dynalistでやりたいと考えていることは、以下の通りです。
- Workflowyでつけている日付トピックのバックアップ
- 勉強していることのデータベース
まず1番目のWorkflowyでつけている日付トピックのバックアップ。
せこいと自分でも思います( ̄∀ ̄;)
Workflowyでは無料版だと、一ヶ月に使えるトピック数の上限が決まっているんですよね。
一応今私は 月間750トピックスまで使うことができますが、毎日ログをとっていくには心もとない数字です。
その点Dynalistではトピック数の上限は、無料版でもありません。
だから直近1週間の分だけはWorkflowyに残しておいて、後はDynalistに移行するたびに消去していこうかと考えています。
2番目の勉強していることのデータベースについて。
いま勉強していることがあるので、メモをタグづけ分類しながら記録していけば、あとになって見返すときに便利なんじゃないかと考えました。
それだけではありません。
同じことを勉強をしている友人とノートを共有すれば、知識のデータベースが増えます。
Dynalistならリンクの共有も簡単です。
またトピックごとのリンクも簡単に取得できるので、ほかのノートにリンクを貼って、さらにそこにも新しいデータベースを作っていけば、どんどん知識量が増えると思うんです。
こういう使い方は、WorkflowyよりもDynalistの方が向いてるんじゃないかなぁ。
Dynalistの特長
トピック数が無料版でも無制限に作れる
Workflowyは無料プランのままだと、月に作れるトピック数に制限があります。
Dynalistは無料版でも制限がありません。
なので、気にせずどんどんトピックを追加できます。
タグ機能がある
これがないとWorkflowyから乗り換える意味がありません。
私がWorkflowyを頻繁に使い始めたのは「日付トピック」を便利だと思ったからでした。
「#食事」とか「#下書き」など、タグをクリックしたら一発でほかの日の履歴も引っ張ってきたいんです。
なのでタグ機能がある事は一番の条件でした。
さすがWorkflowyの後発だけあってちゃんとできてますね。
ワントピック(ノート)のWorkflowy、複数ノートのDynalist
Workflowyだと、1つのノートの中にいくつものトピックス、という考えです。
確かにそうすることで生まれる化学反応もあります。
一方Dynalistの場合には、複数のノートが持てます。
これは好みの問題や使い道での違いにもよると思いますが、私は
- 何でもかんでも放り込んで管理しておけるWorkflowy
- 体系だった知識や記録をまとめていくDynalist
こんな風に使い分けていきたいと考えています。
ブックマーク機能がある
沢山トピックを作ると、
「このトピックは後で何度も参照したい」
というトピックって出てくると思うんです。
そんなトピックにアクセスするのに、Workflowyだとブラウザのお気に入りに登録するしかなかったのですが、Dyanalistではその名も「ブックマーク」という機能があります。
無料版だと5個までしか作れないみたいですが、シンプルに使うなら十分じゃないですかね。
なんなら後ほど書く「トピックのリンク」を使って目次を作って、それをブックマークするというのでもいいと思います。
トピックのリンクが簡単に取得できる
Workflowyだとトピックのリンクを取得するのに、ズームしてからブラウザのURLをコピーという手順が必要です。
Dynalistの場合はズームしなくても、トピックの横にあるメニューから簡単にリンクを取得することができます。
Workflowyからの移行が容易
なんとWorkflowyのIDとパスワードを入力するだけで、Workflowyからデータをそのままインポートできる機能がデフォルトでついています。
さすが後発組。意識してますね。
インポートしたデータは、丸ごと「Workflowy」という名のノートになります。
複数回インポートすると、その分ノートが増えます。
インポートしたデータは他のノートに簡単に移せます。
プロ版だと画像も挿入できる
私、食事の記録はTodayee Silent使ってEvernoteに投稿してました。
Todayee Silentを使えば、時間や写真も位置情報も、簡単にEvernoteに記録できますから。
でも日付トピック形式で記録をつけ始めたら、こちらの方が振り返りはしやすい。
つまり記録として使いやすいのはWorkflowyでの日付トピック方式なんです。
そうなってくるとやっぱり、こちらのほうにも画像を貼り付けたくなりました。
だって写真に撮っておけば、一目でどんな食事内容か分かるじゃないですか。
おやつにしたって、どれだけ食べたかとか。
WorkflowyでもGoogle Chromeと拡張機能を使ってアレコレすれば、画像のインライン表示ができるみたいです。
でもDynalistなら面倒なことをしなくても、画像をインライン表示できます。
Google chromeだけでなく、SafariでもFirefoxでもiPhone版アプリでも、画像を記録といっしょに表示できます。
チェックリストにしたり、ナンバリングするのが簡単
Workflowyではチェックリスト機能がありませんでした。
打ち消し線を引いて「完了」扱いできるので、チェックリストとしてももちろん使えましたが、一目で
「このトピックはチェックリスト」
とわからないのが少し紛らわしかったです。
Dynalistではトピック横のメニューから、簡単にチェックリスト化できます。
あとナンバリングすることもできます。
優先順位リストなんか作るのに、いいのではないでしょうか。
パッと見て、「このトピックはチェックリスト」というのがすぐにわかるのは、けっこういいと思うんですよね。
Dynalistはこういう見た目のわかりやすさも大事にしてる気がします。
DropboxやGoogle Driveにバックアップが取れる
これはちょっと驚いたのですが、DynalistだとDropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスに、無料会員でもバックアップが取れるようです。
Workflowyだと有料版じゃなきゃバックアップできなかったんですよね。
実は一度、Dynalist のiPhoneアプリを立ち上げたら、トピックが全て消えてたという事故がありまして^^;
その後しばらく経って再度立ち上げたら戻っていてホッとしましたが、バックアップをしなきゃと思いましたね。
重要なデータはバックアップできると、やっぱり安心できます。
iPhoneアプリの機能が充実してる
DynalistはWorkflowyの後発だけあって、iPhoneアプリの機能が充実してます。
基本的な編集機能はもちろんのこと、何よりも便利なのが閲覧モードと編集モードの切り替えがデフォルトで備わってることだと思います。
閲覧モードがあると、間違って編集してしまったとか、見てるだけのつもりなのにソフトウェアキーボードがにょきっとでてきて画面が半分隠れてしまい、イライラした、などのことがなくなるので快適です。
紹介してもらった方にも特典がある
Workflowyと違って招待してもらった方はメリットがないと思われているDynalistですが、今回招待を受けて登録したところ、招待した側にメリットがあるだけでなく招待された側も1ヶ月分有料アカウントが使えるようになってました。
有料アカウントだと画像を貼ったりできるんですよね。
食事の記録とか写真で残すことが多いので早速貼り付けてみました。
インライン表示できるのがいいですね。
↓私からの紹介リンクはこちらです。↓
まとめ
今回Dynalistの紹介記事を書くことで、自分の中でなんとなく使い分けの方向性が見えてきました。
- 体系立てて考えたりため込む時のDynalist
- 偶発と発酵を狙うWorkflowy
今のところ、こんな風に感じています。
どちらも知的生産のために便利で欠かせないサービスです。
だから両方とも上手く使っていければ、最高じゃないでしょうか。
↓Dynalistの登録は、こちらから。↓
まだWorkflowyを使ってない方は、ぜひWorkflowyも使ってみてください。↓
↑このリンクからスタートすると、使用可能トピック数の上限が250アップ!↑
コメント
くにぽんさん、はじめまして。
先日は、ご訪問及びコメントありがとうございました!(^^)。
Dynalistって紹介された側にもちゃんとメリットあるんですね。
実は、ワタクシそれに気付かずに、Dynalistから有料版が使える期間が終わったよ~というメールが来ていた事に最近やっと気付きました。(滝汗)
日付トピック方式、良いですよね。
まだ試した事はないのですが、くにぽんさんの記事を読ませていただいて、私も試してみようかとやる気が出ました。(^^)
けろら〜さん、訪問&コメントありがとうございました!
そうなんですよね、いろんなサイトを見たのですが、皆さん
「紹介する側にしかメリットがないのですが」
と書かれてて、こちらもそのつもりで登録したんですけどね〜(´∀`)
登録した直後に右上の方にチラッと
「誰々からの紹介なので特典です」(超訳)
と言うようなメッセージが一瞬だけ表示されまして、それで調べたところ紹介された側にもちゃんとメリットが用意されていたことに気づいた次第です。
期待してなかった分、めっちゃ得した気分です(笑)