MacにPython3をインストールして実際に勉強するためのアレコレ

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Macの買い換えなどで環境を移行したときのために、
Pythonでの開発環境の導入方法をメモっておきます。

参考にしたのは、Python1年生

Python始めるに当たって参考にしたのは、
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

  • たまたまセールで評判も良さそう
  • 続刊(Python2年生)もある

ということで選びました。

Pythonの初心者向け定番としては
Pythonスタートブック [増補改訂版]がありますが、

私の場合はPythonスタートブックから始めたら
たぶん挫折したと思います(;´∀`)

Python1年生 Pythonスタートブック
まずは手を動かしてみたい たとえ話でじっくり理解したい
プログラムが実際に動くのを見て興奮したい オブジェクト指向とかの概念もしっかりやりたい
単調な内容だと飽きる 派手な内容より、何はなくともまず基本

私は最初から初心者向けの本を何冊かやるつもりだったので、

  • 基本は何冊かやる中で徐々に理解していく
  • まずは楽しいと思いたい

という方針のもと、
スタートブックではなく1年生にしました。

プログラミング本にありがちな
前半と後半の難易度ギャップはあるものの、

  • フルカラーと子どもも喜びそうなイラストで、雰囲気が楽しい
  • 環境構築の方法が丁寧に解説されている
  • Kindle版なら誤植もないから、その通りに打ち込めばちゃんと動く(←地味に嬉しい)
  • おみくじ作ったりGUIや機械学習のお触り体験を通じて、「Pythonて、こんなことできるんだー!」と少し先の具体像が見える

という点で実に楽しかった一冊であり、
Python楽しいー! ってなってその後何冊も勉強続けられたのは、
ひとえにこの本でスタートしたからだと思ってます。

Pythonをダウンロード&インストール

公式サイトにアクセスして、Pythonをダウンロードします。

リンク Download Python | Python.org

Python公式からダウンロード

あとはインストールするだけ。
Windows版だとインストーラーの起動画面で

Add Python 3.x to PATH

にチェックを入れる必要がありますが、
Macだとひたすら「続ける」ボタンを押していくだけ。

Python 3.7以降なら
日本語入力に関する問題も解決済みなので、
インストールは単純にこれで終わりです。

もしPythonを使う目的が機械学習や科学計算でしたら、公式のPythonではなく、ライブラリもセットでインストールできるAnacondaの方がおすすめかも。
リンク Anaconda で Python 環境をインストールする – Qiita

公式PythonとIDLEの勧め

MacでPythonするのはターミナルでも可能で、
結構な数の入門書がターミナルを使って学習を進める方式でした。

でも勉強ならなおさら、Pythonのインストールでゲットできる
Python実行アプリ「IDLE」を使うのが、
ターミナル以上に一番手っ取り早いんじゃないでしょうか。

もっとも練習程度だったら
Webサイト上で使える仮想環境の方が手っ取り早いですね。

でもサラッと済ませるのではなくこれから本格的に始めたいのなら、
手元のパソコンにPython入れるぐらいはしといた方がいいと思います。

ターミナルからライブラリのインストール

「Python1年生」では
手書きの数字画像を読み取る人工知能アプリを作るので、

  • 機械学習のライブラリ scikit-learn
  • 科学計算ライブラリ scipy
  • 数値計算ライブラリ numpy
  • グラフ表示のライブラリ matplotlib

もインストールします。

Windowsだとこれらのインストール方法の解説に
数ページ費やされていますが、
Macだとターミナルから以下のコマンドを入力するだけです。

pip3 install numpy
pip3 install scipy
pip3 install scikit-learn
pip3 install matplotlib

機械学習が目的ならAnacondaのインストールでも

上記の通りPythonでは必要に応じて
ライブラリを自由に追加していけますが、

Anacondaというパッケージをインストールすれば
最初から機械学習や科学計算まわりのライブラリもセットで
インストールできるようです。

Windowsの人なんかはいろいろ面倒っぽいですから、
Anacondaで一発完了しちゃうのがいいのかなぁ。

リンク Anaconda で Python 環境をインストールする – Qiita

今回はじめて実感しましたが、
開発とかではMacの方が環境整えやすいって
本当みたいですね。

VSCode導入

最初の頃は1項目目でダウンロード&インストールした
Python付属のIDLEとエディタを使っていたのですが、

この付属エディタがまた、日本語だと猛烈使いづらい!><

それでCotEditorにコード書いたのを
Python付属のエディタにコピペして…ってやってましたが、

私

どうせならプログラミングやコーディングに特化したエディタを使おう!

と思い、マイクロソフトが開発している
Visual Studio Code(VS Code)をインストールしました。

リンク Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

VS Codeにした理由は、
Atomが重すぎて起動にも時間がかかったからです(;´Д`)

単にそれだけの理由でVS Codeにしましたが、
これがまぁ「マイクロソフトって慈善事業団体だっけ?」
真剣に考え込んでしまうくらい素晴らしくて、
もう日々構い倒すのが楽しくてしかたありません。

VSCode内でターミナルを走らせることができるので、
書いたコードの結果をすぐに確かめることができます。
めっちゃ効率的!

VS CodeでPythonを走らせたところ

VS CodeでPythonを走らせたところ

VSCodeでPythonするには、
以下のマイクロソフト公式の拡張機能

  • Japanese Language Pack for Visual Studio Code
  • Python(Python extension for Visual Studio Code)

の2つを入れればそれでOKなのですが、
他にも入れといた方が何かとはかどる拡張もあるので、
それはまた別の記事にする予定です。

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