極黒より気に入った万年筆の黒インク、De Atramentis Document Ink Black

万年筆

万年筆の黒インクは極黒に限る。

長年そう思ってきたのですが、
もっとお気に入りの黒インクを見つけてしまいました。


病気が発覚して6年前に余命云々言われてから、
10年日記を書いてます。

当時は気軽な願掛け気分ではじめたものですが、
半年だの一年だの言われてたのがこうして6年も続いて、
しかも病巣が退縮して経過観察になったのですから
感慨深いものがあります。

で、日記書くのにずっとゲルボールペン使ってたんですね。

そしたら結構な消費量。

この6年の間にもう何本替え芯買ったのか、
よくわからないくらいです。 

で、いっそのこと万年筆&ボトルインクにした方が
買う手間省けていいんじゃない? と思ったのですが……。

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極黒の気に入ってたところ

セーラーから出ている黒インク『極黒』は

  • 水に強い顔料系インク
  • それでいて詰まりづらく万年筆に優しい

という特徴が有名ですが、
実際に使うと他にも

  • クッキリした黒色
  • 乾きが早い

などの美点にも気づき、
使うたびに惚れ惚れするような黒インクです。

極黒が新しい万年筆と相性悪かった件

そんな調子ですから

「もう最高のインクに出会えたってことで
これからも極黒一本でいいよね」

と思っていたのですが、いざ使い始めたらトラブル発生。

普段使ってるペリカンの400はペン先がMで太いし、
ここはいっちょ新しく万年筆増やそうかー(´▽`)

……と買い足したペン先FのConklin Endure Abaloneが
フロー渋めで、極黒入れたらインクがなかなか出てこない(泣)

ペン立てに逆さに立てておいても、
インクにペン先浸して導いても、

文字が掠れ気味になる。

こりゃ悪いの掴んじゃったかな〜(´・ω・`)
とペン先交換や調整が頭をよぎりましたが、

ふとインクを変えてみることを思いつきまして、
前々から気になっていた
De Atramentis Document Ink Blackを試してみました。

De Atramentis Document Ink Blackの特長

De Atramentis(ディアトラメンティス)は
一本一本手作りが特長のドイツのインクメーカーです。

いくつかシリーズがありますが、
今回選んだDe Atramentis Documentシリーズは

  • 水に強い顔料系インク
  • 同じDe Atramentis Documentシリーズなら混色可能(!)
  • 変色に強い

というなかなか独特で面白いウリがあります。

「水に強く」「ミックスできる」という特徴から
絵画に使う人も多いようですね。

専用の薄め液を使えば水彩絵の具のように
多彩な色合いが楽しめるみたいです。

別に絵を描くのに使わなくても、
単純にハガキ書くのに使っても
水濡れの心配がないのはいいですね。

実際に使ってみて

実際に使った感想は、以下の通りです。

  • フローが良い
  • 早く乾燥する
  • 水に強い
  • 手についても極黒より落としやすい

フローが良い

極黒から一旦離れたのはコンクリンのFニブと相性悪くて
インクが出なくなるからだったのですが、

De Atramentis Document Ink Blackに変えてみてからは
スムーズに書けるようになりました。

今までの苦労が嘘のように、すっごく気持ちよくかける!
インクとペンの相性って、あるんですね〜。
 
今までペンと同一ブランドのインクしか使ったことがないので、
初めて相性というものを実感しました。

早く乾燥する

極黒が早く乾燥してくれるので心配してましたが、
De Atramentis Document Ink Blackもかなり乾燥が早いです。

念のために用意した吸い取り紙も、結局は不要でした。

もちろん書いて一秒とかで擦ったらダメですが、
普通のボールペン感覚で使えそうな感じです。
手帳とかにも気軽に使えるんじゃないでしょうか?

水に強い

ふと思いついて試し書きした部分に水を垂らしても、
見事に滲みませんでした。

ちょっと感動。

試し書きがグチャ〜ッとし過ぎだったので
今回は写真に撮りませんでしたが、
気が向いたら極黒と耐水性を比較してみたいかも。

手についても極黒より落としやすい

これいちいち試したわけじゃないので
毎回そうなるとは限りませんが、

インク補充の際に手が汚れても
De Atramentis Document Ink Blackは
綺麗に落ちてくれました。

最後に親指の腹にうっすら残った分も、
一晩寝たらなぜか消えてたし。

よりによってインクが付いたのが入浴後だったので
必殺・髪洗いが使えず間抜けなことしたなー、と
思ってたんですがね。

極黒はインク付いた直後に洗っても
結構しつこかったですから、
これまた感動とともに印象に残った次第です。

デメリット「国内で気軽に買えない」

極黒より指に付いたインクが落としやすいと感じた時点で
好感度Maxに躍り出たのですが、

そんなDe Atramentis Document Ink Blackの唯一の欠点が、
2021年2月現在、日本国内では気軽に購入できないことです。

ちょっと前にAmazon見たら、
びっくりするようなプレミア価格付いてました。
インクに二万円って…(;´Д`)

でもウン万円じゃさすがに手が出ませんが、
海外のネットショップで購入すれば
(相場次第ですが)1,700円くらいで購入できます。

ヨーロッパ製のインクが欲しいならここで買おう

お勧めはThe Writing Deskというイギリスのショップ。

リンク Fountain Pen Specialists: on-line and in-store – The Writing Desk

ちなみにDe Atramentis Document Ink Blackはこちらです。

リンク De Atramentis Document Ink Black 50ml – The Writing Desk

なぜThe Writing Deskがお勧めかというと、ズバリ

  • 送料が安く
  • ヨーロッパ圏のメーカー製インクだから

です。

送料はインク単体なら£2.50、
他のモノとのまとめ買いなら£5.95です。
 

これがアメリカのオンラインショップだと、
送料だけで3〜4千円かかるところが多いんですよ。
それに比べたら、
もう国内通販並みに気軽に利用できちゃう(人´∀`)

あとヨーロッパ圏のブランドのインクはかなり安く感じる一方、
日本製やアメリカ製のものはそれほど割安感はない印象です。

っていうかむしろ送料抜きにしても、
国内で買うより高くなるものが多かったですね。
これはアメリカのオンラインショップでも同様でした。

もしフロー渋めの万年筆で顔料ブラック使いたい場合は
ぜひ候補に入れてみてくださいね。

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