時々「小説家になろう」で小説を読みます。
アニメ化もされた「本好きの下剋上」や
「転生したらスライムだった件」など
多くの人気作を輩出した小説投稿サイトですね。
そんな小説家になろうで発表されてる作品を
Mac使ってKindleペーパーホワイトで読めるようにしたい。
というわけで小説家になろうのダウンローダ
&縦書き整形&管理アプリ「Narou.rb」導入に
試行錯誤した時の覚書です。
Kindle専用端末で読む最大のメリット:身体がラク
ここでいうKindle専用端末とはファイアタブレットではなく、
などの電子インクを使った端末です。
去年の11月下旬頃だったでしょうか、
いつも使っていた
「小説家になろう電子書籍化サイト」が
サービス停止したのかアクセスできなくなりました。
でもいちどKindle端末で読むのに慣れてしまうと、
スマホやタブレットで読むのは
ものすごく目が疲れてしまうんですよね。
電池の持ちも悪いし、
タブレットなんか重いし。
小説家になろうの作品をKindle用に縦書き整形「Narou.rb」
どうにかしたいなと思っていたところ、
Narou.rbと言う非常に便利なツールを
作ってくださっている方がいました。
リンク Home · whiteleaf7/narou Wiki · GitHub
以下のような特長を持つアプリです。
- 小説投稿サイトから小説をダウンロード
- ダウンロードした小説の更新管理(新規投稿、改稿された既存話をダウンロード)
- 縦書きで読みやすい様にがっつり変換(校正、整形)
- AozoraEpub3、kindlegenによるEPUB/MOBI出力
- 接続されている端末に送信
でも公式サイトの説明では
ウィンドウズ向けのインストール方法しか
ありませんでしたし、
いざ手順に従ったつもりででも
公式サイトの説明だけではエラーが出て難儀したりしました。
なので、Mac向けの導入方法を簡単に覚書しとこうと思います。
環境は、macOS Sierraです。
基本的には公式サイトの手順通りでオッケー
公式サイトの説明がスクリーンショット入りで非常に丁寧なので、
基本的には公式サイトの手順を確認してください。
リンク インストール · whiteleaf7/narou Wiki · GitHub
Macで違うのは以下の点です。
- Javaのダウンロード
- Rubyの導入方法
- コマンドプロンプトではなくターミナル
以下、細かく見ていきます。
Javaのダウンロード
公式サイトの説明で1番の部分ですね。
説明ではJavaのインストールだけですが、
実際にはJavaの開発キットであるJDKが必要になります。
リンク Java SE – Downloads | Oracle Technology Network | Oracle
導入後一度走らせたときに
「JDKをインストールしてください」
というウインドウが出たのですが、
すぐ消えてしまったためしばらく気づかず
という変換エラーに悩まされました。
Narou.rb公式に書かれてる通りにJavaを入れても
AozoraEpub3が動かない!
という場合はJDKも入れてみましょう。
Rubyの導入
公式サイトの説明で2番の部分ですね。
Narou.rb公式サイトの「必須ツール」説明欄によると
Ruby 2.5 以上推奨 2.7にはまだ対応してないです
- Windows: RubyInstaller からダウンロードしたものを強く推奨
- Mac: rbenvやrvmで最新を入れることを推奨
- Linux: 同上
とあるので、rbenvやrvmで 2.7 未満の
最新バージョンにしておきます。
これに関しては少し前に記事にしたので、
そちらをご覧ください。
コマンドプロンプトではなくターミナル
あとは公式サイトの説明で5番の部分ですね。
コマンドプロンプト(以下コンソール)を立ち上げ(Windowsキー+R を押して表示されるダイアログに cmd と入力すれば立ち上がります)、
gem install narou
と入力し、Enter キーを押します(以降も同じ)。
の「コマンドプロンプト(以下コンソール)」を
「ターミナル」に読み替えてください。
ターミナルはLaunchpadのその他の中に入ってます。
あとは全部、Windows版と同じ手順・やり方です。
まとめ
最悪Rubyは元々Mac OSの中に入ってるので、
- AozoraEpub3 1.1.0系(b41以上)
- Java8以上(できるだけ最新を推奨)
- kindlegen 2.8以降 (Kindleを使うなら)
に加えてJDKのダウンロードだけでも
いける可能性がありますよね…? ゴニョゴニョ。
コマンドラインとか使うので
ちょっとハードル高く感じるかもしれませんが、
何しろ公式様が丁寧なので意外とそんなに難しくないです。
なろうをよく読んでてしかもKindle端末を持ってるのなら
ぜひ一度トライしてみてください^^
やめられなくなりますよ( ´艸`)
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