携帯電話(ガラケー)の電話帳をiPhone連絡帳に移行する方法

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その際、携帯電話本体の電話帳からiPhoneの連絡帳へと
データを移行したので、その時のやり方をメモしておきます。

作業の流れ

最初に作業の流れをザッとご紹介です。
少々面倒ですが、以下のようにやります。

  1. 携帯電話の電話帳をエクスポートしてメールに添付 or SDカードに保存
  2. エクスポートした電話帳データをパソコンに取り込む
  3. 電話帳のデータをGoogleの「連絡先」(アドレス帳)にインポートする
  4. インポートしたデータをvCard形式でエクスポートする
  5. Google連絡先からエクスポートしたファイルを連絡先に読み込む
用語解説
インポート=データの読み込み
エクスポート=データの書き出し

なんでこんな面倒な手順踏むの?

手順を見て
「なんでこんな面倒なことしなきゃいけないの?」
と思った方のために、ちょこっと解説です。

私も最初はこんなことしなくてもできると思ってたんですよ。

何しろガラケーから書き出した電話帳のデータは
vCard形式(.vcf)だったから、
そのまま読み込めると思ってましたので。

で、実際に読み込んでみたらですね。
なんかおかしいんですよ。

具体的に言うと、こんな風になっちゃうんです。

Mac連絡先インポート失敗1Mac連絡先インポート失敗2

名前どこいったー(´Д` )
要するに、データがめちゃくちゃ変になるんです。

というわけで、旧ガラケーの電話帳データを
きちんと変換するために、
Googleさんのサービスを使わせてもらうんですね。

1. 携帯電話の電話帳をエクスポートしてメールに添付 or SDカードに保存

はい、まずは今まで使っていた携帯電話の
電話帳データを手に入れます。

そのためにはデータのエクスポート(書き出し)が必要です。

microSDカードをいちいち抜き差しするのは面倒なので、
今回はメールに添付する形で書き出します。

具体的な方法は、今回電話帳を書き出したauガラケーでは以下の通り。

2パターン載せましたが、後期の機種でしたら共通化が図られてるので
ほとんどがパターン1と同じ操作になると思います。

パターン1

電話帳を表示させたあと、「機能」を選びます。
「機能」に対応するボタンは、
この場合は右上部のボタンになります。
auガラケー電話帳書き出し①
初期化してしまって電話帳が空なので
あちこちグレーアウトしてますが、

3アドレス帳データ送信 >> Eメール全件添付

でメール添付ができます。

microSDカードに書き出す場合は
4アドレス帳データコピー を選んでください。

auガラケー電話帳書き出し②

パターン2

電話帳を表示させたあと、「機能」を選びます。
「機能」に対応するボタンは、
この場合は左上部のボタンになります。

auガラケー電話帳書き出し①

9Eメール全件添付

でメール添付ができます。

auガラケー電話帳書き出し②

あまりないとは思いますが、
パソコンとケーブルで直につないでデータ取り出し、
とかする場合は「本体へ全件コピー」をどうぞ。

2. エクスポートした電話帳データをパソコンに取り込む

書き出したデータをパソコンにいったん保存します。

私は自分のGmail宛に添付して送ったので、
Gmailを開いて添付ファイルをダウンロードします。

Gmailから添付ファイルをダウンロード

この後Googleの「連絡先」にアップロードするので、
保存場所はわかりやすい場所で。
「ダウンロード」とか「デスクトップ」とか。

3. 電話帳のデータをGoogleの「連絡先」(アドレス帳)にインポートする

もしGmailアカウントをもし持ってなかったら、先にGmailを取得してください。

パソコンでGoogleのサービス「連絡先」にアクセスします。

リンク Google Contacts

左側のメニューの「もっと見る」をクリックで開き、

Google Contacts インポート

もっと見る >> インポート

を選びます。

ファイルを選ぶ画面が出るので、
記事内リンク 2. エクスポートした電話帳データをパソコンに取り込む
で保存したガラケーの電話帳データを読み込みます。

Google Contacts インポート ファイルを選択
ファイル選択画面
Google Contacts インポート

これでインポート完了。

Google Contacts インポート完了

ちゃんと中身が変換されて、
iPhone連絡帳に入れても変にならないデータになりました。

4. インポートしたデータをvCard形式でエクスポートする

今度は今インポートして自動変換されたデータを
エクスポートします。

左側のメニューから

もっと見る >> エクスポート

Google Contacts エクスポート

を選び、形式を
「vCard(iOS の連絡先)」
に指定してエクスポートをクリックします。

Google Contacts 形式を指定してエクスポート

contacts.vcf というファイルを
わかりやすい場所に保存します。

5. Google連絡先からエクスポートしたファイルを連絡先に読み込む

Macを使う場合

先ほどダウンロードした contacts.vcf を
ダブルクリックで開きます。

多分contacts.vcf ファイルをダブルクリックするだけで
連絡先で開いてインポートできると思いますが、

もしダブルクリックで期待通りにならなかったら
Macの連絡先アプリを開いて

メニュー >> ファイル >>読み込む(⌘O)

を選んでください。
ショートカットキー⌘CommandOでもOKです。

iPhoneのみで読み込む場合

contacts.vcf をiPhoneで使っているメールアドレス宛に
メール添付して送るか

Dropboxなどのクラウドストレージに放り込みます。

今回はメールに添付して
iPhoneのGmailアプリで開きました。

iPhone Gmail

iPhone側でcontacts.vcf をタップして
右上の共有メニューをタップします。

iOSの共有ボタンをタップ
今回は1件しか連絡先がないので内容が表示されてますが、
通常は中身は表示されません。

共有メニューのどこかに「連絡先にコピー」か
「連絡先で開く」というのがあると思うので、タップ。

iOS共有メニュー

以上で移行作業が完了しました。

まとめ

流れを文章などで説明したので長たらしく
ややこしく感じるかと思いますが、
実際はそれほど大変でもありません。

何よりGoogleさんの方で
勝手に変換してくれるのがありがたいです。

まぁ確かに面倒ですが、
これでとりあえず使える形でデータを取り込めます。

格安SIMに移行する場合は
基本的にショップとかで面倒見てもらえません。

でも個人でも結構対応できるので、
参考にしていただけたら嬉しいです。

参考:リンク【Tips】AndroidからiPhoneに連絡先(電話帳)を移行する方法 | 楽しくiPhoneライフ!SBAPP

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