最新版のRubyを使いたくなったので、
Rubyのインストールやバージョン管理するために
MacにHomebrewをインストールしました。
その時の覚え書き。
MacにはRubyがあらかじめ入ってる
macOSには購入時の最初から
RubyやPythonなどがインストールされています。
なので、まずは現在のRubyのバージョンを確認するために
ターミナルで以下のコマンドを打ち込みましょう。
ruby -v
今入ってるのは「2.3.7p456 (2018-03-28 revision 63024)」
ということがわかりましたが、
Rubyの公式サイトによると現在の最新安定版は2.7.0。
リンク オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby ダウンロード
やっぱりバージョンアップする必要があるので、
次に進みます。
Homebrewをインストール
プログラミングに興味があるので、
いい機会ですからHomebrewというものをインストールして
そこからRubyのバージョンアップをすることにしました。
リンク macOS用パッケージマネージャー — Homebrew
Homebrewというのはよくわからないけど、
何かやりたくて検索すると結構な確率で目にする単語なので
私の場合は入れておくのがいいのでしょう、きっと(←適当)。
Homebrewのインストール方法は、以下の通りです。
まず以下のようなコマンドをコピーして、
ターミナルにペーストします。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
上記のコマンドは2020/01/19現在のものです。
どうも変わることがあるようですから、
最新版は以下の公式サイトで確認しておいてください。
リンク macOS用パッケージマネージャー — Homebrew
インストールは結構時間がかかります。
途中で
と表示されたら、returnキーを押しましょう。
更にその後、途中でコマンドライン・デベロッパー・ツールの
インストールをすることになりますが、
私はとりあえず今回は
コマンドライン・デベロッパー・ツールだけを
インストールすることにしたので、
一番右の「インストール」を選びました。
いや、Xcodeって重いので…(;´∀`)
どのタイミングか忘れましたが、
と出てきたら、何か適当にキーを押しといてください。
前述の通りHomebrewのインストールは結構時間がかかるし、
中でもコマンドライン・デベロッパー・ツールは
「あと1分」とか書かれてても1分じゃインストールできなかったので、
気長におやつでもつまみながら待ちましょう。
と太字で表示されたら成功です。
rbenvをインストールしてRubyをバージョンアップする
ターミナルで以下のコマンドをコピペして
rbenvをインストールします。
brew install rbenv ruby-build
インストールが完了したら、
以下のコマンドでインストール可能なRubyのバージョンを
確認できます。
rbenv install --list
一気にズラッと出てきて、ちょっとビビった。
でもリストの中に安定版の「2.7.0」を発見。
バージョンを指定してRubyをインストールします。
rbenv install 2.7.0
これでRuby 2.7.0がインストールできました。
改めて以下のコマンドでバージョンを確認してみましょう。
ruby -v
おっと、まだ2018年03月28日リリースの
2.3.7じゃないですか。
実はインストールするだけでなく、
Rubyのバージョンを切り替えてあげないといけないんですね。
そこで以下のコマンドでバージョンの切り替えをします。
rbenv global 2.7.0
いったんターミナルを再起動してバージョンを確認。
今度は無事2.7.0になってました。
PATHを通す
もし global でバージョン指定しても切り替えできなかった場合は、
OSデフォルトのRubyをまだ参照していることになります。
その場合はコンピュータがrbenv下で管理しているRubyを参照するよう、
設定を書き加えてあげなければなりません。
$ rbenv init
とターミナルに打ち込んだ後、 ~/.bash_profile に
eval "$(rbenv init -)"
を追記します。
追記後は以下のコマンドを入れて反映させておきましょう。
source ~/.bash_profile
覚え書き程度ですが、以下の記事に書いときました。
Rubyを他のバージョンにも簡単に変更できる
rbenv install --list
でインストール可能なRubyのバージョン一覧を
確認できるぐらいなので、
他のバージョンのRubyも同じ要領でインストールしたり
簡単に切り替えたりできます。
$ rbenv install インストールしたいバージョン $ rbenv global 使いたいバージョン
アプリの使用に当たって
「バージョン○○以下のRuby」と指定されることもあるので
rbenv使うのは結構よかったかもしれないです。
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