Macで右クリック(コンテキストメニュー)から使える「Google検索」は、どのアプリケーションからでもGoogle検索が簡単にできる便利なメニューです。
たとえばテキストファイル編集中に気になった言葉を選択して、
![コンテキストメニューからGoogle検索](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/f1c24f63d7c2d016c33cc7b536b6c9bb.png?resize=375%2C117&ssl=1)
「Google検索」を選択すると
![Google検索結果画面.png Google検索結果画面](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/db50aaad0bef5da8217ad3d54994210f.png?w=1256&ssl=1)
ブラウザでGoogle検索結果画面が表示されます。
(余談ですがこの結果見てコンテクストメニューをコンテキストメニューに訂正しました汗)
が、ここで一つ問題が。
というのも通常ここから検索すると、MacのデフォルトブラウザであるSafariが立ち上がるんですよね。
私は普段Chromeを使うことが多いので、できればSafariではなくChromeで使いたい。
そんなわけで少し工作してみました。
Automater でサービスメニューを作ればOK
Macのコンテキストメニューには下の方に「サービスメニュー」というのがあるのですが、
![サービスメニュー.png サービスメニュー](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/712fe0404a5dec6fea79511aee74aa29.png?w=1256&ssl=1)
実はコレ、自分で作ることができます。
作るのは意外とカンタン、Mac付属のAutomaterというアプリから作るだけ!
以下、手順です。
- アプリケーションフォルダにある「Automater」を起動
- 新規作成→書類の種類で「サービス」を選択
- 左側の一覧表で「ユーティリティ」→「シェルスクリプトを実行」をダブルクリック
- 「シェルスクリプトを実行」ボックスにあらかじめ入ってる cat という文字列を消去して、コマンドを入力
- 右上の検索対象が「すべてのアプリケーション」になってるのを確認して、保存
- システム環境設定の「キーボード」→「ショートカット」内の「サービス」という項目で、作ったサービスメニューを登録する
- 必要に応じてショートカットキーを登録する
それでは、細かく見ていきます。
Automater でシェルスクリプトを実行できるようにする
1. アプリケーションフォルダにある「Automater」を起動
Automaterのアイコンは、コレです。
![Automater.png Automater](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/Automater.png?w=1256&ssl=1)
2. 新規作成→書類の種類で「サービス」を選択
![Automater新規作成-書類の種類.png Automater新規作成 書類の種類](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/fe7e7df6a2ef0ae7a6b258f79e115ae9.png?w=1256&ssl=1)
3. 左側の一覧表で「ユーティリティ」→「シェルスクリプトを実行」をダブルクリック
![シェルスクリプトを実行を選択.png シェルスクリプトを実行を選択](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/de49a24b5a6602e70d89bd346832a8e6.png?w=1256&ssl=1)
4. 「シェルスクリプトを実行」ボックスにあらかじめ入ってる cat という文字列を消去
以上で準備はできました。
「シェルスクリプトを実行」欄にコマンドを入力して保存
さて後は右側の「シェルスクリプトを実行」欄に文字列(コマンド)を入力して保存すればいいワケですが、Web関係のお仕事をしてる人なんかだと、中には
「パーソナライズド検索をオフにしたい」
という人もいるかと思います。
なので、2種類+オマケの分を載せておきます。
普通に検索する場合
open "http://www.google.com/search?q=$(cat | ruby -e 'require "cgi"; print CGI.escape($<.read.chomp)')"
パーソナライズド検索を切って検索
open "http://www.google.com/search?q=$(cat | ruby -e 'require "cgi"; print CGI.escape($<.read.chomp)')"&pws=0
オマケ:allintitle検索とか使いたい場合
open "http://www.google.com/search?q=allintitle:$(cat | ruby -e 'require "cgi"; print CGI.escape($<.read.chomp)')"
システム環境設定でサービスメニュー&ショートカットキーを登録
さて、作っただけでは使えないことがあります。
右クリックメニューの一覧に、今作ったサービスメニューを追加する必要があるんですね。
システム環境設定から
「キーボード」→「ショートカット」内の「サービス」
と進み、作ったサービスメニューを登録します。
登録と言っても、先頭のチェックボックスをオンにするだけ。
![システム環境設定-キーボード.png システム環境設定 キーボード](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/7d2b574c20e17a05867a1a81e28f3931.png?w=1256&ssl=1)
もしシステム環境設定のこの画面を開いた時点で先ほど作ったメニューにチェックがすでに入ってたら、そのままで大丈夫です。
たまにしか使わないのなら、これだけでOK。
でも中にはキーボードからゴリゴリにショートカットを使いたい人もいますよね?
というわけで、その場合はさらにショートカットキーを登録します。
![Shortcut-key.gif Shortcut key](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/uploads/2018/05/Shortcut-key.gif?w=1256&ssl=1)
右側の方をクリックして、登録したいショートカットキーを押します。
たとえばこの場合は、実際に Command + Shift + L を押します。
以上で終了ヽ(*´∀`)ノ
あとはエディタでもメーラーでもSafariでも、ググりたい文字列を選択してショートカットキーを押すか、右クリックメニューを開いてサービスメニューから実行すればChromeでGoogle検索結果画面が表示されます。
参照: Macの右クリック「googleで調べる」をSafari以外のブラウザで開く方法
![Digiprove seal](https://i0.wp.com/kunipon.com/wp-content/plugins/digiproveblog/dp_seal_trans_16x16.png?w=1256&ssl=1)
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