Mac OSってバージョンが違うと、
システムフォルダの場所やアクセス方法が変わってしまうこと、
結構ありますよね(´д｀)
このブログの中でも地味にご好評をいただいているのが
「どこでも文字数カウンター」の記事なのですが、
ダウンロード＆インストール後、
このスクリプトのカスタマイズをしようとしても
肝心のスクリプトの在処が違うOSだとわからない！！
何が困るって、Spotlightでも検索できないことです。
というわけで、そんな見つからないファイルを
Spotlightで探す方法を調べてみました。
Spotlightを再構築してみても…
ちょっと調べてみたところ、
Spotlightでも見つからないファイルを探すには
まずSpotlightの再構築から！
…と書かれているサイトが多かったのですが、
これは「Spotlightで引っかかるファイル」に限った話だと思います。
今回冒頭でお話ししたスクリプトは、
Macのコンテクストメニュー（右クリック）から使える
サービス機能の内容を増やすものなんです。
つまり、結構システムの中身に近い。
多分システムファイルのような
Mac側であまりいじって欲しくないファイルは
元々Spotlight検索にヒットしない仕様なんじゃないかと思うんですよね。
というわけで、再構築はスルーして、次行きます。
参考 Mac で Spotlight のインデックスを再作成する方法 – Apple サポート
Spotlightではライブラリフォルダの中身はヒットしない
今回探すファイルは、以下の記事でダウンロードできる
TextCount.workflow です。
私が現在使っている Mac OS X El Capitan では
ライブラリフォルダのServicesフォルダの中にあります。
（以下、画像はすべてクリックで拡大）
まずSpotlightでの「.workflow」検索結果がどんな風になるのか、
Finderで表示してみますね。
メニュー右上にある虫眼鏡マークかcontrol＋スペース、
あるいは⌘Command＋スペースで
Spotlightを表示させて、検索語句を打ち込んでから
検索結果リストの一番下「Finderにすべてを表示」を選びます。
そうすると検索結果がFinder上のウィンドウで見られるのですが、
ヒットするのはiCloud上のAutomaterフォルダの中身か、
あるいはソフトウェアに付いてきたサンプルファイルばかりです。
これらは現在サービスメニューとして稼働中のファイルではなく、
いわばインストーラーファイルのようなもの。
探しているのは、現在動作していて
ライブラリフォルダなどのシステムの際っきわにあるはずの
プログラム本体ファイルの方です。
そこで、Spotlightの検索オプションの出番です。
検索オプション「システムファイルを含む」を使う
Spotlightで検索オプションを使う方法は、以下の通りです。
まず、右上の方、検索窓の下にある「＋」ボタンをクリックして、
検索条件を増やします。
「名前」と表示されているプルダウンメニューが現れますので、
クリックして「その他」を選びます。
「その他」を選ぶと、ズラッと沢山リストが表示されるので、
絞り込み検索をします。
今回は「システム」と入力してOKしてください。
後ろのプルダウンメニューで「を含む」を選択。
すると今度はライブラリフォルダ内にある
.workflowファイルもヒットするようになりました！ヽ(*´∀`)ノ
まとめ
今回の方法はEl CapitanとmacOS High Sierraで確認しました。
Spotlightの再構築をしても見つからないファイルは、
システムファイルかもしれません。
そんなときはSpotlightの検索オプションで
システムファイルを含めて検索すると見つかるかも…！
もし見つかったらラッキー程度の感覚でお試しください(´▽｀)♪
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