このたびレンタルサーバーを mixhost から
CORESERVER に乗り換えました。
リンク コアサーバー
何で乗り換えようと思い立ったのかはひとまず置いといて、
コアサーバーでびっくりするほど乗り換えに苦労したので
手順だけでなくハマったところなどメモしておきます。
ハマりどころは、具体的には独自ドメインの設定です。
他のレンタルサーバーでは経験したことがなかったので
結構戸惑いました。
今回の条件というか環境
ドメイン会社:Xdomain
今回ドメインの管理会社は CORESERVER の系列である
バリュードメインではなく、
エックスサーバー系列のエックスドメインです。
でも正直系列のバリュードメイン使っても、
大変さはあまり変わらないような気が。
手順は以下の通りです。
準備:旧サーバー(mixhost)での作業
- 移行元の旧サーバーからデータをダウンロード
以下、新しく契約した新サーバー(コアサーバー)での作業:
- 独自ドメイン設定←これがちょっと、くじけそうな勢いで独特
- データベース作成(MySQL 追加)
- 設定ファイル(wp-config.php)編集
- データベースアップロード(phpMyAdmin)
- WordPressデータアップロード(FTP)
- DNS(ネームサーバー)設定変更
準備:移行元の旧サーバーからデータをダウンロード
- WordPress のファイル群…FTPクライアントソフト
- MySQL…phpMyAdmin
以上の2種類のデータをダウンロードしておきます。
上級者臭プンプン! コアサーバーの独自ドメイン設定
これが最大のはまりどころでした。
コアサーバー、独特すぎる…! と思った一連の手続きです。
まさかコアサーバーの管理パネルだけでなく、
系列というか大本のバリュードメインの管理パネルまで
必要になるとは…。
独自ドメインを追加する
コアサーバー管理パネルの「ドメイン設定」から
「ドメイン設定の新規作成」をクリック。
「Aレコードのチェックを行う」は
特にチェックを入れなくてもOK。
ドメインとサーバーの関連付けをする
バリュードメインのコントロールパネルから
以下の設定をします。
- ドメインのDNS設定
- コアサーバーのドメインウェブの設定
これ、どうも順番を間違えるとうまく設定できないようで、
ドメインの一つで手順を前後逆にしたら、
以下のようなエラーが出ました。
ドメインウェブの設定が見つかりません
考えられる原因
- ドメインウェブの設定がまだ行われていない。
- ドメインウェブの設定がまだ反映されていない。(反映には数時間~24時間かかることがあります)
- ドメインウェブ・DNSの設定が誤っている。
- アカウントが存在しない、契約が終了している、削除されている。
それぞれやることを、ひとつずつ見ていきましょう。
バリュードメインのコントロールパネルでドメインのDNS設定
今までいくつかのレンタルサーバーを使ってきましたが、
こんなの自分で設定したのは初めてです、第一弾。
公式マニュアルによると、以下の意味合いがあるそうです。
DNS設定は、ドメインとサーバーを関連付ける作業です。
例えば、ドメイン「○○○.com」と、IPアドレス「000.111.222.333」を関連付けます。
下準備:コアサーバーのサーバー名をメモ
コアサーバーで使用しているサーバー名をメモします(@の後ろ)。
サーバー名はコアサーバー管理パネルの右上で確認できます。
無料ネームサーバーの作成&他社登録しているドメインを登録
バリュードメインの管理パネル左メニューから
無料ネームサーバー >> 他社登録しているドメインを登録
と進みます…が、ここにリンク貼ってあるので
クリックして直接飛んでも。
VALUE-DOMAIN(バリュードメイン) 無料ネームサーバーの作成
この画面で先ほどメモした
コアサーバーでのサーバー名を選択。
ポップアップでこんな風にサーバー一覧が表示されるので
先ほど調べたサーバーを選びます。
するとDNS情報が自動的にフォームに入力されるので、
保存を押して「DNS情報の変更」をクリック。
コアサーバーのドメインウェブの設定
今までいくつかのレンタルサーバーを使ってきましたが、
こんなの自分で設定したのは初めてです、第二弾。
DNS設定ができたらバリュードメインの管理パネルから
コアサーバーのドメイン設定をします。
バリュードメインの管理パネル左メニューから
サーバー >> コアサーバー
と進みます。
「ウェブ」というリンクをクリックすると、
次のような画面に行きます。
スクリーンショットを参考に入力していってください。
右側の「転送先URL」の欄はディレクトリを示す「/」を
忘れないこと。
参考リンク CORESERVERでwordpressを動かす – Qiita
参考リンク 他社で登録しているドメインのネームサーバーの設定 | VALUE-DOMAIN ユーザーガイド
参考リンク コアサーバーのドメインウェブの設定 | マニュアル | レンタルサーバー CORESERVER(コアサーバー) – 30日間無料お試し
データベース作成(MySQL 追加)
CORESERVER は管理パネルがスッキリしてるので、
独自ドメインの設定さえできれば残りは結構わかりやすかったです。
ただここでも phpMyAdmin は自分でインストール、
というのには少し驚きました。
まぁボタンをワンクリックするだけなんですが、
これまた他のサーバーではあらかじめ phpMyAdmin が
すぐ使えるよう用意されてたので…(笑)
phpMyAdmin がインストールできたら、
各データベースそれぞれの画面だけでなく
一覧からも簡単にログイン画面に行けるのは好感度高し。
設定ファイル(wp-config.php)編集
wp-config.php ファイルの MySQL 周りの情報を
CORESERVERのものに書き換えます。
必要な情報は、データベース一覧の「i」アイコンのクリックで
表示されます。便利!!
データベースアップロード(phpMyAdmin)
phpMyAdmin でログインして、
旧サーバーからエクスポートしてた MySQL ファイルを
インポートします。
WordPressデータアップロード(FTP)
FileZilla などのFTPクライアントソフトで
旧サーバーからダウンロードしてたファイル群を
アップロードします。
DNS(ネームサーバー)設定変更
独自ドメインを管理しているエックスドメインにログインして
ネームサーバーを以下のように書き換えます。
NS2.VALUE-DOMAIN.COM
NS3.VALUE-DOMAIN.COM
NS4.VALUE-DOMAIN.COM
NS5.VALUE-DOMAIN.COM
サイト設定からSSL化の設定をする
前の項目の「ネームサーバー変更」をしとかないと
無料のSSLが使えません。
ネームサーバー変更が済んだらSSL化しときましょう。
コアサーバー管理パネルの「サイト設定」画面で
一覧からSSL化したいドメインを選び、
「サイト設定の変更」をクリック。
SSLの項目で「無料SSL」にチェックを入れます。
感想
いやはや、大変だった。
今までいくつかレンタルサーバー使ってきてたので、
今回も似たようなもんだろうとたかくくってました。
まぁエラー続出でエラい目に遭いましたよ。
※今回遭遇した主なエラーの一部(よくくじけなかったな…)
- ipアドレスを当サーバに向けて下さい。
- 無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく時間をおいて再度アクセスをお試しください。
- セキュリティ証明書の名前はサイト名と一致しません
- ドメインウェブの設定が見つかりません
独自ドメインの設定が一番ワケわかんなかったけど、
それさえ乗り越えればあとは管理パネルもスッキリしてるし
使いやすいと思うのですが。
でも友人知人に勧めるならロリポップですね…。
どうせ苦労やら大変な思いするのは私になるんだし。
今回ロリポップやスターサーバーも試しましたが
ロリポップは本当にラクでわかりやすかったです。
リンク ロリポップ!
まぁなんとか無事移転できたので、
当分コアサーバーで様子見てみます( ´ ▽ ` )ノ
参考リンク coreserverで「ドメインウェブの設定が見つかりません」状態の人、集合。 | たぬまん
参考リンク コアサーバーやXREAのドメイン設定方法
参考リンク CORESERVER独自ドメイン設定方法 │ 底辺えんじにゃーろぐ
参考リンク 【対処法】「無効なurlです。プログラム設定~再度アクセスをお試しください。」 | #いちまろ夫婦
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