ブラザーのプリンターはスキャンが秀逸。いいところを思いつくまま書いてみる

スポンサーリンク

プリンター(複合機)が壊れてしまったので、
新しくまたブラザーの複合機をお迎えしました。

「また」と書いたとおり前の機種もブラザーでしたが、
前回購入を決めたとき

「ブラザーって結構いいの出してるのに、
エプソン・キャノンの二大巨頭の影に隠れてもったいないな〜」

と思ったのを思い出したので、参考になるかわかりませんが
ブラザー機種のいいところなどツラツラ書いてみようと思います。

家庭用複合機として使いやすいブラザー

私が感じてるブラザーの印象は、
「わかりやすくて使いやすい家庭用複合機」です。

後にデメリットの項目でも触れますが、
とにかく安く大量に印刷したい、というのでしたら
キャノンやエプソンがいいと思います。

でも

「年賀状だけってワケではないけど毎日印刷するほどではなくて、
コピーとかスキャンもたまに使いたい」

というのでしたらブラザーってほんとお勧めなんですよね。

以下詳しく見ていきます。

印刷も悪くない

昔から写真プリントならEPSONと言われてるくらいですから、
写真プリントがメインでしたらEPSONにしておけばいいと思います。

でもブラザーもそんなに見劣りするわけじゃないので、
普段は書類やWeb画面の印刷でたまに写真も印刷するかな?
というのでしたら特に不満なく使えるのではないでしょうか。

それにブラザーのプリンターって、黒
インクが顔料ブラックなんですよね。

だから文字もクッキリしてるし、
水濡れしてもひどく滲まないので気に入ってます。

印刷に関しては実用で使えればいいやという人間なので
サラッとこの程度にして、他の機能について語っていきます。

スキャンしたファイルをクラウドサービスにダイレクト送信できる

これ! これが一番違うところですよ、奥さん!
わたしはキャノン複合機のレビューを見て驚きました。

「え、スキャンしたファイルが
共有フォルダに入るだけで絶賛されるの?(・0・)」と。

もっと驚いたのはエプソンで、
なんとSDカードにしか保存できないなんて!

だってブラザーの複合機だったら、
DropboxやGoogle Driveに
直接スキャン&アップロードですよ?

パソコンだけでなく、i
PhoneやAndroidのスマホでも
ファイルがすぐに確認できるんですよ?

他の人とファイル共有するのだって簡単です。

ずっとブラザーの複合機使ってたから
他社製品でも当たり前にできるものだと思ってました。

もうこの時点でほぼブラザーに決定です。

使えるクラウドサービス

私が今回買ったJ988Nで利用できるクラウドサービスは以下の通りです。

  • メール宛送信
  • Dropbox
  • Google Drive
  • Box
  • Evernote
  • OneNote
  • OneDrive

主要クラウドサービスは
ほぼ押さえてるのではないでしょうか?

認証方法もブラウザーからクラウドサービスにログインさえ出来れば、
あとは独自キー(数桁の数字なので入力簡単!)を発行してくれるので、

複合機本体のちっちゃなソフトウェアキーで
チマチマIDだのパスワードだのを入力する必要はありません。

クラウドサービスには二段階認証とかあるので面倒じゃないかな? と
思っていたのですが、拍子抜けするほどあっという間でした。

これには同じブラザーからの買い換えなのに、感動。

あと認証方法が簡単になった他に、
前使ってた機種ではなかった

「メール送信」

も追加されてたのはホント嬉しかったです!

これは要するに、画像を添付ファイルとして
指定したアドレスに送信できるんですね。

保存する必要のないファイルは、
メールで受け取るのが一番始末がいいと思います。

ちなみに画像の形式は
JPEGの他にPDFやWord形式でも送れます。

ADF(オートドキュメントフィーダー)でバビュンとスキャン

ADFとはコピーやスキャンするときに、
自動的に原稿を送ってくれる機能です。

上限は確か、20枚くらいまで。

スキャナの蓋に付いてる差し込み口に
バサッと書類をまとめてセットするだけで、

あとは勝手に書類の吸い込みから排出まで
自動的に機械がやってくれます。

初めて見たときにはびっくりしたし、
ちょっと感動しましたよ。

紙のセットの仕方がトレイに親切表示

書類を印刷するだけなら紙の上下や表裏とかそれほど関係ないですが、
これが年賀状印刷となると話は別です。

でも988Nは用紙トレイに置き方が表示されてるので、
年に一度の年賀状印刷でもいちいちテストプリントして
方向確かめなくてもすぐにわかります。

些細なことですが、今まで使っていた4225では
方向の確認から年賀状印刷はじめてたので、
ストレスが減ったなと思いました。

プリンターとしての性能も不満はない

冒頭でも少し触れましたが、
印刷品質や速度など、
プリンターとしての性能にも特に不満はありません。

Kは顔料ブラックですし、
毎年年賀状の無料素材提供もあります。

パソコンで作るのが面倒なら、
プリンター(複合機)単体での年賀状印刷もできます。

まさにご家庭用。

Macで使える

キャノンがMac非対応なせいで
わざわざこんなことを書かないといけないのがやや虚しいですが、
Macでも使えます。

もちろん、プリンターだけどなくスキャナもです。

元々EPSON・Canonにはあまり良い印象がない

もう20年も前のことですが、エプソンもキャノンも両方経験して
「もうエプソン(キャノン)は使いたくないな」
と思った覚えがあるんですよね。

それでHP(ヒューレットパッカード)を使って
性能やらサプライ品の入手の難しさやら別の意味で嫌気がさして、
最終的にブラザーで落ち着いたわけですが。

私が2社のプリンターを使っていたのは
前述の通り20年も前のことなので、
さすがにもうそんなことないだろうと思っていたら

「キャノンとエプソンにはもうこりごりなので」

という理由でブラザーに乗り換えたってレビュー見かけて噴きました(笑)

何があった!? 聞いてみたい。
いや、私も具体的なことは覚えてないのですが(;´∀`)

ともかく、ALPS(アルプス)・HPなど5社使った中でも
次も使いたいと思ったのはブラザーだけなのは確かですね。

デメリット

いいことばかり書いていてもしょうがないので、
他社に負けてるな、デメリットだなと感じる部分も書いていきます。

インクコストは大容量タイプの中でも一番高い

商品説明ページにある印刷枚数目安を単純に比較すると、
印刷コストは

ブラザー > エプソン > キャノン

です。
要するに、単純に印刷コストで考えるならキャノンで、
ブラザーは大容量タイプの中でも一番印刷コストが高いですね。

※もっとも印刷枚数の目安は各社がそれぞれの基準で算出してるものですから、
本気で比較したいのなら全く同じ条件で実験する必要があります。

これは交換インクがキャノンとエプソンの場合インクボトルで提供されているのに対し、
ブラザーはカートリッジ方式だからでしょう。

インクボトルで補充するタイプよりもコスパは悪くなりますが、
カートリッジの差し替えだけで済む分、ラクなのはメリットです。

まぁわたしの場合、月に何百枚とか印刷するわけではないので、
そんなに気になりません。
事業用ではなく家庭用だったら十分なレベルだと思うので。

実際たまにPDFやWebページを印刷するくらいだと
「インク、マジ減らないな」
と感じるくらいですし。

デザインが洗練されてない?

キャノンなんかはわざわざ色に
「ピアノブラック」とか銘打ったモデル出してるくらいですし、
お部屋に置いてもインテリアとして邪魔しないデザインだと感じます。

対してブラザーのこのJ988Nは天板も平らではありませんし、
色合いもいかにも事務機っぽくて全然洗練されてません。

洗練どころか、むしろちょっと野暮ったい?

私は機能や使い勝手が最優先なのでほとんど気になりませんが、
インテリアにこだわる人ならちょっと眉間に力入っちゃうかも。

使い勝手という名の、トータルでの実力No.1

というわけで結論から言えば、
通常のご家庭で使う複合機としては一番使い勝手がいいのが
ブラザーの複合機だと個人的には思うのです。

特にスキャン画像をクラウドサービスにダイレクトにアップロードしたり
メールに添付して送信できるのは
それだけで他の追随を許さない大きなメリットだと声を大に主張したい。

印刷もちゃんと綺麗だし、インク交換も簡単。

毎月大量の印刷をするのでさえなければ、
インクもなかなか減らないし
大容量インクモデルの恩恵もちゃんと感じられます。

というわけで、エプソン・キャノンという
二大ブランドの影に隠れがちですが
実は優秀で使い勝手のよいブラザーの複合機はお勧めです。

買い換えの時にはぜひ、候補に入れて検討してみてくださいね。

Digiprove sealCopyright protected by Digiprove © 2021

コメント