親指シフトってどんなもん?と思ってる人にお勧めしたい、ローマ字派も使える親指シフト対応キーボード

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はじめに言っておきますと、厳密には親指シフト対応キーボード、というものは存在しません。
というのも、有志の方々が作ってくれたソフト(エミュレーター)のおかげで、基本的にはどんなキーボードでも親指シフト入力するのは可能だからです。

ただそうは言っても、キーボードの大きさや形によって、親指シフトのやりやすさが大幅に違うのもまた現実。
しかも専用キーボードというのが、これまた高い(ノ∀`)

そんな状況の中、まさに親指シフト対応と呼びたくなるキーボードが発売されました。

これは今後の親指シフト界に、新たな希望を吹き込んでくれそうな予感(*´艸`*)

ここが親指シフト対応!

親指シフト対応ポイントその1「キー表記」

こちらがそのキーボード!(ドドン)

親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード〜!!

どこが親指シフト対応って、名前のとおりキーボードに親指シフト配列がプリントされてるんですよ〜!

これから親指シフトを始めようかなって思ってる人には、これだけでも敷居が低くなるんじゃないかと。

ちなみに普通のJIS配列のキーボードでどうやって親指シフトを身につけるかというと、配列表を印刷して、パソコンの横に置いたり貼ったりしてチラ見しながら覚えるという方法が一番多いと思います。
まぁ刻印と異なる以上、キーボードを見る意味がないので、強制的に手元を見ない練習になるのはいいのかもしれませんが。

親指シフト対応ポイントその2「親指まわりのキーの並び」

親指シフト入力では、その名の通り右手も左手も、とにかくよく親指を使います。
アルファベットで大文字を入力するときにシフトキーを同時押しするように、他の指と一緒に右手か左手どちらかの親指を使う場面が多いんです。

ホームポジションに自然に手を置くと、なんとなく親指がスペースキーの上あたりに自然にきませんか?
これが一番無理のない形なので、親指シフト入力するときも、できるだけ中央付近で親指を使いたいんですね。

そんな切実な願いも当然この「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」では叶えられています。
もう一度ホームポジションに自然に手をおいてみてください。
VとNの下あたりに親指くつろいでませんか?
そういう視点で、またこのキーボードを見てみてください。

親指左、親指右と表記もされてて、迷わないヾ(*^▽^*)ノ

Macで使ってみた。

早速MacBook Airにつないでみました。
大きさの比較は、こんな感じです。

フルサイズでテンキー付き。
流石にでかい。

裏側はこんな感じで、奥の方にはキーボードを斜めにできるちょっとした脚と、手前にゴム脚がついてます。

訂正:手前に付いてるの、ゴム脚だと思ってたらプラスチックでした><
ゴム脚だと思い込んでたもんだから、触ったとき思わずびっくりしてしまいました(⌒-⌒; )

さて、Windows用のキーボードをそのままつないでも、残念ながらそのまま親指シフトはできません。
というのもエミュレータでは英数キーとかなキーを親指キーに割り当てているのですが、Windows用キーボードには英数キーもかなキーも存在しないので、いくら押しても反応しないんですね。

ちなみにエミュレータは、このソフトを愛用してます→Lacaille – 親指シフト for macOS

とりあえず親指キーを割り当てるためにも、以下の細工をします。

無変換・変換キーに英数・かなキーを割り当てる

Seil(旧PCKeyboardHack)というソフトを使います。
ありがたいことに無料です。

Seil – OS X用のソフトウェア

For Japaneseの項目を開きます。
変換・無変換だけでなく、ひらがなキーにも割り当てができます。
ひらがなキーにもかなキーを割り当てた方が、親指右キーとして広い範囲をカバーできるので、快適なんじゃないでしょうか。

デフォルトではひらがなキーには右コマンドキーが割り当てられてるので、もしかなキーを割り当てる場合は104を入力します。
設定が終わったら、そのまま閉じてOK。

修飾キーも割り当て変更する(おこのみで)

上記の無変換・変換キーの割り当て変更だけでも、とりあえず親指シフト入力はできます。

ただこのままだと普段Macで使っている修飾キーとあまりに配置が違うので、コマンドとかコントロールとかの修飾キーの割り当てもカスタマイズしました。
おこのみで、と書きましたが、大半のMacユーザーはこのカスタマイズしといた方が絶対に使いやすいと思います。

これはソフトとか特別いらなくて、OSの設定からできます。

システム環境設定→キーボード

と進んで、右下の「修飾キー」ボタンを押して詳細設定画面に入ってください。

これでMacでも親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボードを使うことができるようになりました♪

感想ちょこっと+α

使ってみた感想ですが、スコスコ(スカスカ?)って感じでまだ馴染めません。
たまに使うWindowsマシンがキーボード少し使いづらいので、そちらにつなげばまた感想変わるかも?

本体重量がすごく軽いので、取り回しも気楽でいいですね。

私はそれほどキーボードにこだわる方ではありませんが、それでも正直、打鍵感とかにこだわる人が求めるキーボードではないな、と思います。

だって、送料も入れて、お値段3千円を切るんですよ?
さすがにこの価格帯で打鍵感を求めるのは違うでしょ。

この親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボードの価値は、別の所にあると私は思います。
冒頭に書いたとおり、どんなキーボードでも基本的に親指シフト入力を享受できるってのに、いまだに

「親指シフトって、専用キーボード必要だから」

と言って調べもせずに遠慮する人が後を絶たない!
そんな中、大多数のローマ字入力派の人が抵抗なく使えるフツーのJIS配列キーボードに、

「でも親指シフトにもし興味があるなら、ちょっとどうですか?」

とささやかに語りかけるキートップ。
そう、このキーボードの思想はこんなところに出てるんです。

見てください、この親指シフトへの招待状!
これですよ、このチラシこそが、このキーボードの思想であり、願いであり、今後の親指シフト興隆への新たなる希望なのです!!

もうね、私は親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボードの発売を知った時、感動しました。
親指シフトの火は消えず、ですよ。

しかもなんですかこのお値段。

もうね、ネット通販でどれだけ使い勝手が予想つかなかろうが、絶対に買うと決めましたから。
キーが軽いの重いの、あそこはこうしてくれだのなんだの、そんなのはあとです、あと。

そんなのの前に、まず親指シフトの狼煙を上げろ!ってな気分で即買いですよ、即買い。
開発販売元のライフラボ株式会社様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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黒もあるよ☆
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コメント

  1. 別府一道 より:

    わたしも使う予定はないのですが、白黒各1台購入させていただきました。