普段、Byword というテキストエディタで文章を書いています。
真っ黒な画面に白系の文字は集中しやすく、
持ってるエディタの中では一番「ベラベラと」書きやすい感じです。
でも道具を変えると気分も変わるということで、
これがちょっと長い文章になると下書きは Byword、
詰めは WZ Editor 9 と使い分けてます。
その使い分けのためにクラウドでの同期環境を整えたい…!
ということで Dropbox とシンボリックリンクを使ってみたのですが、
ちょっと引っかかったところがあったので作業内容の覚え書きです。
Windowsでも続きを編集したかった
WZ Editor は Windows 用のエディタですが、
行頭に「.(ピリオド)」を打つだけでアウトライン機能が使えたりと
便利で面白いエディタなので、惚れてしまいました(´∀`*)
ベラベラ書いて、全体見ながら整える。
これをやるのに私の場合は
Byword → WZ Editor
の流れ&コンボが一番しっくり来たんですね。
ただ、Byword は少し前からファイルの保存先が
iCloud Drive になってしまったんですよ。
Windows でも iCloud Drive って使えるっぽいんですが、
メインマシンはMacなので、
Windows の方にまで iOS との同期データ残したくないんですよね。
そんなわけで Dropbox を踏み台にして iCloud 内の
Byword フォルダを Windows と共有することにしました。
用意するもの
- Dropbox
- SymbolicLinker2.0v3.dmg(別になくてもターミナルで可)
シンボリックリンクはターミナルを使っても作れるみたいですが、
私は気楽に済ませたいので右クリックでシンボリックリンクを作れる
「SymbolicLinker2.0v3.dmg」というアプリ?を使ってます。
Releases · nickzman/symboliclinker · GitHub
SymbolicLinker2.0v3.dmg をダウンロード後、
ダブルクリックで開くと矢印アイコンがあります。
使いたい時はこの矢印アイコンをダブルクリックすればOK。
はじめて使う時はセキュリティの警告が出て開けないかもしれないから
アイコンを右クリック→「開く」メニューを使うといいかも。
インストールしてOSのサービスメニューに組み込むこともできますが、
私の場合そんなに頻繁にシンボリックリンクを張るわけではないので
使うときだけこうやって開いてます。
手順
覚え書きなので、私がたどった手順をそのまま書いときます。
たぶんもっと洗練された方法あるんだろうけど、結果オーライで。
言うまでもないですが、試す場合は自己責任でお願いします。
それでは私がやった手順です。
- iCloud Drive フォルダを Finder サイドバーから開ける
- Byword フォルダを右クリック→「サービス」→「シンボリックリンクを作成」
- ライブラリに移動(オプションキー押しながらFinder メニューの「移動」をクリックすると簡単に行ける)
- 「Mobile Documents」フォルダのシンボリックリンクを作る
- 作った Mobile Documents フォルダのシンボリックリンクを Dropbox に置く
- Dropbox に置いた Mobile Documents(のシンボリックリンク)を開くと iCloud Drive 上にある隠しフォルダも見える
- Byword フォルダの中を見ると、2で作ったシンボリックリンクが確認できるので、それだけ取り出して Dropbox 内の好きな場所に置く
私の場合、Byword フォルダのシンボリックリンクだけ取り出して、
Dropbox に置いた Mobile Documents のシンボリックリンクは
捨ててしまいました。
今のところ何事もないですが、
iCloud上のデータがおかしくなる可能性もあるので
試す場合は自己責任でお願いしますね〜。
最初は失敗した?と思った
ずいぶんまだるっこしい方法を取ってしまいましたが、
上の手順の
- Byword フォルダを右クリック→「サービス」→「シンボリックリンクを作成」
でいくらシンボリックリンクを作ろうとしても、
全然作れないんですよ、一見。
iCloud 上ではシンボリックリンク作れないのかも…
と思ったくらいでしたが、
どうも隠しフォルダっぽい扱いになるみたいですね。
そんなわけで、覚え書きでした。
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